新潟県曹洞宗青年会

会長挨拶

新潟県曹洞宗青年会は1979年(昭和54年)の発足より数えて本年44年目を迎えます。全県からなる青年会は全国的に見ても少なく、現在正会員数は約140名おり、発足当初より青年宗侶の法式研鑽の場や、会員諸兄の交流、周年毎の記念事業、会報誌「海潮音」の年2回発行、坐禅会推進活動、親睦スポーツ大会、災害有事の協力活動等、活動の幅は多岐に渡り、現在まで多くの事業を活動し継続しております。
時代の変化と共に個々の生活様式の多様化、働き方や物事の考え方は大きく変化しております。そして地域における「信仰」や「お寺」を取り巻く環境も同様に変化しており宗侶が抱える課題であると実感しております。
高祖様曰く
「われらが行持によりて、諸仏の行持現成し、諸仏の大道通達するなり。
われらが行持によりて、この道環の功徳あり」 『正法眼蔵』 (行持)
とあります。日々の行いを怠りなく持続することが大いなる仏道の実践であり、終わりのない仏道の功徳である、と説きます。
歴代祖師の教えをお伝えすること、山風を守りお寺としての日々を行じることは重要であります。同時に時代の流れに伴った新たな布教の形を模索していくことも必要です。
県内各地域単位での青年会がある中で、地域の垣根を越えて情報を共有し、活動できる環境は当会ならではの強みであると捉えています。県曹青スローガン「結集し、語り合い、自覚しよう」のもと共に研鑽し成長し、青年宗侶らしく爽やかに活動を展開してまいります。
皆様からの御理解と御協力を伏してお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

新潟県曹洞宗青年会 22期会長
本間誠宏 合掌

曹洞宗とは

釈迦牟尼仏を本尊に、道元禅師・瑩山禅師を両祖とする、中国禅宗の流れをくむ宗派です。
全国に15,000の寺院があり、その中で、福井県の永平寺・神奈川県の總持寺を両大本山としています。曹洞宗の詳細につきましては、「曹洞宗公式ホームページ」をご参照下されば幸いです。

曹洞宗青年会とは

曹洞宗の僧侶資格を持つ青年によって、会員の自己研鑽・地域における布教教化・ボランティア等を目的に各地で作られています。
県単位の単位曹青・地方ごとの管区連絡協議会・全国規模の全国曹洞宗青年会などが組織されており、 一般向けにも、様々な行事が行われています。

新潟県曹洞宗青年会とは

新潟県曹洞宗青年僧侶のつどいにして、会員相互の連携と親睦の中に洞上の玄風を学び、教化の指針を探り、実践活動を通して健全な社会作りに寄与する事を目的とする。
本会(県曹青)は、上記の目的を遂行するため、次のような事業をしております。
(1) 宗門の本旨及び教化方法に関する研修
(2) 布教教化事業の開催
(3) 郷土文化の研究並びに講演会の開催
(4) 関係諸機関の連絡並びに協力
(5) その他目的達成の為の事業


新潟県曹洞宗青年会事務局

設立昭和54年4月

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